カテゴリ:日常( 1019 )

クライアント

仕事をしていると、ゲイのクライアントを相手にすることもある。
自分自身は仕事関係の相手にカミングアウトもしていないし、仕事をするうえでセクシャリティを明かす必要などもないと思っているので、特に気にせずに通常通り業務をこなすのだが、やはり見る人が見ればバレる。

昔ならば「あの人、ゲイっぽいけど、実際はどうなんだろう。聞いてみるのも失礼だし……」ということで、表面上は波風立てずに事が済んでいたのかもしれないが、今はアプリやSNSでサーチをすればあっという間にその人がゲイか否かが判明してしまう。

通常通り業務の打ち合わせをした後に、メッセージアプリ経由でクライアントから「やっぱりそうだったんですね」といったような内容のメッセージを送られるとうんざりしてしまう。
彼らのようなタイプはよく言えば友好的なのだが、あいにくこちらは仕事上でそのフレンドリーさは求めていない。
彼らは「善意で」ゲイが集まる飲み会やクラブイベントに自分を呼んでくれたりもするのだが、こちらとしては「断ってしまったら今後仕事でやりづらくなる」「案件を飛ばされたりでもしたら会社に迷惑がかかる」と思ってしまい、正直言って迷惑だ。

これは、仕事上の関わりでしかない男性に迫られて困っている女性の心理と似ているのだろうか。
明らかなセクハラやパワハラだったら声を上げて抗議することもできるが、相手はあくまで善意で誘ってくれているわけだし、かと言ってそれを無下にすると業務に支障が出そうだというこのもどかしさ。
機械的に仕事だけこなしていたいのに、性という己の力だけでは抗えない要素が自分の仕事の足枷になっていると感じるこの苛立ち。

だとしたら発生頻度が高い分、女性の方が生き辛いなと、ぼんやり思った。

by innocentl | 2019-03-01 15:09 | 日常 | Trackback | Comments(0)

年賀状

親から年賀状が届いていた。
よくあるかわいらしいイノシシのイラストが描かれたハガキに、「去年は妹の結婚式で大阪まで行ってくれたようですね。ありがとう」と、一言だけ書かれていた。

年賀状を受け取ってから数日間は適当な場所に放り投げて保管していたが、コンビニで赤のサインペンを買ってきて、宛名欄に大きくバツ印をつけてから「受取拒絶」と、なるべく荒々しい大きな文字で書きなぐった。
叩きつけるように印鑑を押したらそのままの勢いで最寄りのポストまで歩き、そのハガキをぐっと奥まで押し入れた。

風の噂で、親が国に指定された難病にかかったのだと聞いた。
だから何だというのだろう。
こちらが精神を病み実家に身を寄せていたときは金の無心をし、「働かないなら出ていけ」と罵り、金額は少ないけれど次へと繋がる仕事を細々とこなしていても「そんなものに意味はない」と否定してきたのに、自分が弱ったら助けてもらえるとでも思ったのだろうか。
急に擦り寄ってきて気色が悪い。

親という色眼鏡を外して見ると、両親は外道だ。
流行りの言葉で言えば毒親だ。
妹のことを恨んでいるわけではないが、妹との待遇の差にいつも傷つけられてきた。
親の理想の子になろうと、理想の子どもになれば自分の方へ振り向いてくれるだろうと思い込んで、親が望むことばかりをやってきたので自分のやりたいことや意志というものがある程度成長しきるまで生まれなかった。
自分は親の胎内にずっと囚われていたのだと思う。

年賀状に書いた「受取拒絶」は、へその緒を切るのと同じ行為だ。
もう自分は親の所有物でも操り人形でも何でもなく、一人の成熟した大人の男性であるので、二度とこちらの人生に踏み入らないでほしい。
親とは言え、血が繋がっているだけで所詮は他人だ。

by innocentl | 2019-02-16 16:10 | 日常 | Trackback | Comments(0)

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by innocentl | 2019-02-12 23:33 | 日常 | Trackback | Comments(0)

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
仕事が多忙でご挨拶が遅れてしまいました。

今年も思いついたときに更新していければと思います。

by innocentl | 2019-01-27 22:26 | 日常 | Trackback | Comments(0)

クリスマス

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by innocentl | 2018-12-26 14:19 | 日常 | Trackback | Comments(0)

確定申告の準備

個人事業主なので、この時期から2月くらいにかけては確定申告に向けて気を揉む毎日だ。
もともと経費率が高い仕事ではないので、多少吹っ掛けたとしても(正当な範囲内で)税務署からつつかれることはまずないだろうとは思うけれど、支出が目立つ勘定科目があったりすると「調整した方がいいだろうか?」「でも今年科目を変えちゃうと来年面倒だし……」と、まだ12月ということもあり経費の支出も続いているので、毎日のように帳簿とにらめっこしている。
年が明けてからまとめてやればいいのだが、それだと「もし領収書が足りなくて帳簿が合わなかったりしたら焦るよな」などと気を揉んでしまい、結局経費の支出がある度に帳簿と合わせて「ヨシ!」と確認をするという、あまり効率の良くない動き方をしている。
というか、そんなに気になるならクラウド会計ソフトを使うか、税理士を雇えばいい話なのになと、自分でも馬鹿馬鹿しくなる。

在宅での仕事も多いので、家賃も按分して経費に計上する。
一緒に住んでいる彼氏に領収書を切ってもらっているときに、ずっと会社員としての生活をしている彼氏は「こんなことして何になるの?」と面倒くさそうに聞いてきた。
というか、実際面倒くさいのだ。
家賃や光熱費など、12ヶ月分をそれぞれの月ごとに按分し、自分の支払い分の領収書を彼氏に切ってもらう。
アパートや光熱費のそれぞれ契約の名義は彼氏なので(彼氏の家に転がり込んで生活し始めたのだから当然だが)、いちいち彼氏に領収書を切ってもらわなければならないのだ。

「面倒かもしれないけど、今日2時間ちょっと手伝ってもらうだけで、来年沖縄旅行と引越しをしてもお釣りがくるくらいの税金の還付があるんだからお願い」と、所得税の還付金を引き合いに出して協力してもらう。
今年の確定申告でほとんど経費を計上しないまま提出してしまった結果、莫大すぎる税金の請求が来てしまった失敗があるので、もう二度とあんなヘマはしたくないのだ。
そもそも、日本は所得に対して税金の額が大きすぎる。
馬鹿正直に申請していたら、税金を払うだけで手元に残るお金がほとんどない。食ってさえいけない額しか手元に残らない。

今年こそは、ちゃんとやらねば。

by innocentl | 2018-12-08 20:00 | 日常 | Trackback | Comments(0)

クレジットカード

ふと思い立ってパンフレットを取り寄せてみたら、今使っているクレジットカードをゴールドに切り替えた場合、かなり自分にとって得だということに気がついた。
自分はクレジットカードを発行している会社のとあるサービスのヘビーユーザーなのだが、ゴールドに切り替えるとポイントが倍以上溜まっていく計算だ。
さらに保険や空港のラウンジ利用もできるようになると考えると、ゴールドに切り替えない手はないと思わされるほどの内容だった。

ところがここで問題なのは、自分が会社員ならまだしも、収入不安定なフリーランスだし、ゴールドの切り替え審査で弾かれそう……という点。
年収ベースで言えばギリギリ及第点、「安定した収入がある」という意味では完全NGで、正直受かる要素はない。
現在持っているクレジットカードは先のものと、携帯会社で作らされたクレジットカードの2枚。携帯会社のカードは長年使ってるのにも関わらず与信枠は20万円のままなので、メインカードへの昇格はあり得ないといった感じ。

まぁイチかバチか切り替えの申請だけでも出してみるか、と思ったら

通った。

ゴールドカードの申請が通った。
正直驚いてしまった。
前の会社の所属情報が残ったまま申請してしまったのだろうかと確認したけれど、ちゃんと属性情報は今の年収と「自由業」になっているし、今のままで認められたんだと思うと、無性に嬉しくなってしまった。
今までやってきた仕事や積み重ねてきたことを「信頼」という形で評価してもらえたようで、嬉しかった。

多分、申請が通ったのは自分のクレジットヒストリーもあると思う。
学生時代から支払い遅延や事故を起こさずにきれいなクレジットヒストリーを築き上げてきたことはもちろん、大学入学時に生協で作ったクレジットカードがちょうど今のメインカードと同じメガバンクのカードなので、多少審査が甘かったんじゃないかと睨んでいる。10年近く同じ銀行系のカードでクレヒスを積んできたことが功を奏したのかもしれない。

ゴールドカード自体を持つのは初めてではないけれど、前回持っていたのは前の会社系列のやつだったので、忌々しい気がして退社のタイミングで解約してしまった。
それに前のカードは自分ではなく、勤めている会社に対しての信頼で発行されたものなので、今回のように自分の力量だけでゴールドを持てるだけの信頼があると判断されるのとは全く違う。


今までは過去の不眠症だったりが原因で医療保険にも入れなかったが、先日はついに入院保障に特化した医療保険にも入ることができたし、なんだか人としての生活をだんだんと取り戻せていっているようで安心する。

なんだか気分が軽いので、この週末はまとめて確定申告に向けて帳簿や領収書の整理をしようかなと思う。

by innocentl | 2018-12-06 12:20 | 日常 | Trackback | Comments(0)

蛇が死んだ

飼っていた蛇が死んだ。
友人とハロウィンパーティーに参加して酒を飲んだ帰り道、「蛇が死んじゃった。綺麗なままの姿だから見てあげて」というLINEを彼氏から受け取った。
とうとうか、と思った。

2週間ほど前から拒食をしていた蛇は、急に冷え込んだせいなのか動きが鈍っていた。
いつもならケージの中に入れている流木に登ったりとせわしなく動き回っているはずなのに、最近はじっとライトが当たらない位置でとぐろを巻いていたのだ。

心配に思った彼氏が動物病院に蛇を連れて行ったのが1週間前。
獣医からは「目に力があるし、見てわかるほど痩せてもないので寒くて動きが鈍いだけでは」と説明されていたので、なるべく室温を暖かく保ち、毎晩ネズミを温めて給餌した。

「先生、なんて言ってた?」
「寒いから動きが鈍いんじゃないかって。目立って衰弱はしてないとは言ってた」
「他には?」
「うんちが詰まってたから、出してもらった。室温を暖かくしたほうがいいかもしれない」
「よかった。様子見ておかしかったらもう一度連れていこう」

蛇の容態はさておき、こんな会話を彼氏としていると自分たちが結婚していて子どもがいたとしたら、こんな風な会話が日常のものになったのかなとも思った。
別に現状の結婚制度や日本の政治について何か物申したいわけではなく、ただ単に、フラットにそう思った。


帰宅すると彼氏はハイボールを飲みながらぼんやりとしていた。目が少し腫れているので泣いたのだろう。
それもそのはずだ。社会人になってから飼い始めて10年近く共に過ごしてきた生き物が死んだのだ。
猫や犬のように感情表現をするわけでもなく、ただそこに存在し、時折水を飲みネズミを丸呑みするだけの生き物だって、彼にとっても自分にとっても立派な家族だ。

「蛇は充分生きたよ」

我ながら何の慰めにもなっていない陳腐なセリフだなと苦笑してしまうが、そう声をかけた。

「生きてるみたいに綺麗でしょ。死ぬ瞬間にはひっくり返ったり、口を開けたまま死んじゃう蛇もいるみたいだけど、寝てるみたいでしょ」

そう話しながら彼はまた泣いた。
蛇には瞼がない。目を開けたまま寝る生き物なので、本当に少し物音を立てればいつものように動きだしそうな出で立ちだった。
「死んだ魚の目」とはよく言うが、蛇の場合には当てはまらないのかもしれない。生きていた頃と全く同じ、琥珀色の目をきらきらと輝かせたままケージの中で硬直していた。
剥製かフィギュアみたいだ、と思った。
まるで作り物。そう思い始めると、昨日まで全身の筋肉を使って動いていた事実の方が信じられなくなってくる。

「埋葬してあげよう」

そう話し、深夜の2時に近くの土手まで行き、蛇とエサのネズミ数匹を高台に埋めてきた。
爬虫類は何を考えているのか読み取れないけれども、彼の生きた10年弱は彼にとってどのようなものだったのだろうか。

蛇がエサを食べるところは、「生」を感じられて好きだった。
全身の筋肉を使ってネズミを締めあげ、大口を開けて丸呑みし、何事もなかったかのように舌をチロチロさせて水を飲みに行く。
間違いなく、自分なんかよりも真剣に「生」に向き合って生きていた。

by innocentl | 2018-11-01 13:01 | 日常 | Trackback | Comments(0)

貧乏暇なし

副業を始めた。
Uber eatsで配達員をしている。

休日に何の予定もないと飲みに出かけたり当てもなくクラブで過ごしたりと無駄遣いをしてしまうので、アルバイトか何かをやって少しでも時間を潰して、あわよくばお金を稼げる方法はないかなと思っていたら、ちょうどUberの募集広告が目に入ったので始めてみた。

アルバイトだとシフトが固定されてしまうので、本業の方で急に仕事が入ったときにいろいろと調整が面倒だなと思って尻込みしていたけれど、Uberなら好きなときに始めて好きなタイミングで終わりにできるので都合がいい。
ついでに自転車を濃いで身体を使うこともできるので、いい運動になるかなとも思っている。

今年の確定申告をなぁなぁで済ませてしまったから、税金や社会保険料が尋常じゃなく高い。
なんとかクレジットカードで凌いでも、翌月の支払いで手元から現金がほとんどなくなってしまう。
本業が第一なのは当たり前だが、休みの日に少しでもお金を稼げる手段を持っておくと(実際に助けになるかどうかはさておき)心の支えになる。

もちろん本業に支障が出ない程度の働きしかできないので、そんなに稼げるわけではないと思うけれども、まぁ「休みの日に何もしていなかったら使ってしまうであろうお金」が出て行かなくなるだけ効果はあるのかな、と感じている。

貧乏暇なし、だ。

by innocentl | 2018-10-12 13:23 | 日常 | Trackback | Comments(0)

ハロウィン

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by innocentl | 2018-10-10 11:49 | 日常 | Trackback | Comments(0)