身体が助けてと叫んでいたとき

ストレスを感じるとすべての人がメンタルを病むわけではなく、メンタル面で鈍感な人は胃に穴が空いたり鼻血が止まらなかったり、身体の方にダメージがいくらしい。

自分はかつて身体からのSOSに気づけず、いや気づいてはいたけれどもその声を無視して適切な処置を怠ってしまった結果、メンタルをぶっ壊した。
恐ろしいことにメンタルを病んでいる最中は「自分はまだ平気」「もっと辛い人もいるだろうし、この程度なんてことない」と自己暗示をかけてしまい、余計に身体と心に負担をかけるという悪循環が生まれる。
「今思えば、あれは身体が叫んでいたんだろうな」と思わせる出来事がいくつかあったので、忘備録的にここに書いておこうと思う。

・手足の皮が剥ける
仕事のストレスがだいぶ続いていた頃、手足が薄いゴム手袋をしているかのように皮が張った(?)ように感じられた後、痒みを伴って皮が剥け始めた。
湿疹のように(ように、というかそのものだが)若干腫れていて、指を曲げると痛かった。
この頃は食事も睡眠も取れていたし、メンタル的には「まだまだやれる」と思っていた。手足の皮が剥けたのも、季節の変わり目だからその手のストレスが原因なのかな?と感じていた。

・ミスが増える
「請求書の日付が先月のままだった」や「振込先口座の番号を間違えた」など、通常の自分だったら絶対に気づいていたはずのミスが増えた。
本来慎重な性格の人間なので、学生時代からこの手のポカミスはほとんどしたことがなかったので驚いた。
今思えばストレスで脳のワーキングメモリーが上手く働いていなかったんだろうなとは思えるけれど、生まれて初めての事態だったのでこのときはただただ焦って「バカになってしまった」「もしかして大人の発達障害ってやつなのでは」と、聞きかじった程度の知識で自分自身をADHDなのではないかと疑っていた。
心療内科に通うようになって医師に確認したが、ADHDは子どもの頃からの性質で判断するので、自分のように「急にADHDの性質のようなものが発現した」場合はうつやストレス障害の可能性が高いのだそうだ。
もちろん子どもの頃から心当たりがある人は仕事のストレスのせいで強く発現している可能性もあるかもしれないが、その判断は専門家に任せた方が賢明だ。

・甘いものを過剰に求める
もともと甘党なのだが、ストレスが多かった時期は甘いものを過剰に求めた。理由は分からない。
ネットで検索すればもっともらしいことを書いた論文などが出てくるが、それが果たして自分に当てはまるものなのかどうかは確信が持てない。
メンタルにダメージを受けると食べ物の味を感じなくなる人が多いそうだ。自分の場合、「辛い」「しょっぱい」など、味自体はわかった。
ただ、それが「おいしさ」に繋がってはいなかったと思う。
チョコレートやアイスは甘みが強いので、そんな状況の中でもほんのり「おいしさ」を感じることができたので好んで食べた。昼飯は板チョコ2枚とバームクーヘンだけ、という日も少なくなかった。

余談だが、「何かを食べたい」と感じることが「食欲がある」という状態だそうだ。
生命活動を維持するためだけに物を摂取することはできる、という状態は「食欲がある」わけではないという。
そういう意味では食欲がなかったのかもしれない。

・文字が読めなくなる
上の記事で詳しく書いているが、極めつけに現れたのは「文字が読めなくなる」ことだった。
文章を目で追うそばから文字が頭から抜け落ちてしまっているように感じられて、「文字を目で追うだけ」しかできなくなってしまった。
仕事のメールも何度読み返しても意味が理解できず、この頃になって「ああ、とうとうだめになってしまったんだな」と自覚することができた。

今から思えば、自分の場合はこれが身体からのSOSだったのだと思う。
次からは怪しいな、と感じた時点で適切な行動がとれるようにしたい。
ストレスを感じていると自覚することは容易ではないので厄介だが、自分の弱点を知っておくだけでもきっと違うだろうから、身体を労わってこれからも生きていきたい。

[PR]
by innocentl | 2018-03-27 16:18 | 日常 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://innocentl.exblog.jp/tb/29394446
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< エスコート 夜桜見物 >>