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百貨店

今週は仕事でミスばかり。
まぁ、足を縫うような怪我をしておいて、正常な精神状態でいられるわけがないのだが、普段ならしないようなミスを立て続けにしでかしてしまって落ち込んでいる。

「元々こんな仕事専門外だし、本当だったら広報部で仕事をしてたのに…。異動願いを出そうかどうか」と、呪いの言葉が頭の中でぐるぐると回るような1週間である。
実際向いてないなと感じるし、第二新卒枠が使えるうちに転職してしまおうか。
まぁ、何はともあれ、転職にしても異動にしても今の仕事をそつなくこなせるようになってからだろうが。


誕生日の夜は、少し早目に退社した。
しかし、別段早く帰る理由もないので、帰りに百貨店に寄り道をした。

思えば大学1年の頃からずっと使っている財布がだいぶくたびれてきて、色も褪せていたので、自分からのプレゼントということで財布を買おうとぼんやり思った。

黒か青で、少し遊び心のあるデザインで、二つ折りで、カードがたくさんしまえて…。
結局百貨店の中をぐるぐる回って、気付けば2時間近く経っていた。

長いこと悩んで、最終的にポールスミスの新作の皮財布が気に入ったので、購入することにした。
悩んだ割には、わりと早い段階で「あ、これ欲しいかも」と感じていたのだが。
僕はいつもそうなので、直感でいいと思ったら即決すればいいのに、結局一通り色々と見てしまうのである。

「誕生日なので、ラッピングをお願いします」と伝え、支払いを済ませた。
目の前で店員が包装をする様子をぼんやり眺め、商品を受け取って、帰りの電車に乗った。


買い物中に彼氏が家に来ると連絡を寄越してきたので、彼氏が最寄り駅に着くタイミングに合わせて帰宅した。

家へ来るや否や、彼氏はキッチンで何やらごそごそと作業を始め、夕飯を作ってくれた。
生ハムのサラダ、シチュー、バケット、チーズやらウインナーやら…。
家へ来る前に準備をして持ってきてくれたらしい。

ビールで乾杯し、二人でテレビを見ながら夕飯を食べた。
テレビの西川史子の発言に笑ったり、仕事の愚痴を聞いてくれたり、次に会う時の予定を立てたり。

なんて穏やかな人と一緒に過ごしているんだろう、と思って、温かい気持ちになった。
最近少し荒んでいたために、一緒に夕飯を食べる人がいる幸せを噛みしめることができた。

食後に小さなロールケーキを食べていると、彼氏がプレゼントをくれた。
てっきり夕飯とケーキが誕生日プレゼントだと思っていたので、驚いた。

プレゼントはFOSSILの時計だった。
大好きな黒の時計で、自分好みのゴツゴツとした大きな盤面。
カジュアルウォッチが大好きな自分にぴったりのプレゼントだ。


終電で彼は帰ってしまったので少し寂しかったが、誰にも会わずに一日終わってしまうかと思ったので、本当に嬉しかった。

年も重ねたので、少しくらいは成長をしたいな、と思う。
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by innocentl | 2014-11-20 22:42 | 日常 | Trackback | Comments(0)

誕生日と怪我

昨夜、ちょっとした不注意で足を怪我し、緊急外来へ行った。
かなりの出血だったので救急車を呼ぶか迷ったが、自力でタクシーを捕まえ、隣の区の24時間体制の病院へ行った。

結局5針ほど縫っただけで済んだが、なんとなく気分が落ちている。
紹介状がないと余計に金をとられる病院であったし、タクシー代も5000円近くかかったし、怪我のせいで週末遊べなかったし…。
一人暮らしだと寂しいので、縫合されている間ずっと看護師さんと無駄話をしていた。

「こんなに深い傷を縫ってるのに、電話でもきちんと事情をお話しされていて、すごくしっかりしてますね」と褒められた。
お世辞であるだろうが、久しぶりに人から褒められたので悪い気はしなかった。


さて、来週には誕生日を迎える。
彼氏も友達もいるが、多分寂しい誕生日になるだろう。
そもそもあまり人に誕生日を教えない人間であるので、当たり前と言えば当たり前なのだが。

誕生日の午前中には傷の様子を見せねばならないので、病院へ行く。
午後から出勤するが、特に急ぎの用事もないので早く帰ろうか。
早く帰ったところで何もできないが。

「彼氏が会いに来てくれればいいのにな」
「友達がお祝いしてくれないだろうか」
と、他力本願も甚だしい淡い期待を毎年抱いているが、結局のところ毎年誕生日は寂しく迎える。
そして人に誕生日を教えない、というループである。

SNSで「友達がサプライズパーティをしてくれました!」のような写真を見ると、「そういえば自分にはそんなことしてくれる人はいないなぁ」と寂しくなってしまうのである。


まぁ、足を血だらけにしてもパニックにならず、一人で病院で手術まで受けられたんだ。
一人で生きていける人間にまた一歩近づけただけでも、今年は成長できたと言うことで良しとしようか。
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by innocentl | 2014-11-16 21:12 | 日常 | Trackback | Comments(0)

現場と本部

僕は今、本部と呼ばれる場所で仕事をしている。
支社というか関連会社と言うか、とにかく本部グループが所持している会社全体を取りまとめている場所で仕事をしている。

先日、現場で人手が足りておらず、新人である僕は現場のイベントでの雑務処理を任された。
休日出勤な上、朝も早いので気乗りしなかったが、断れるわけもなく現場に出向いた。

本部の人間が行ったところで現場のノウハウなどわからないし、行く意味なんかないのではないか。
早いところ仕事を片付けてさっさと帰ろうと思っていた。


しかし、現場に足を踏み入れて驚いた。
周りが親切で、僕を歓迎しているのだ。
みんな笑顔で和やかで、良いチームワークで働いている。

呆気にとられたまま仕事をしたのだが、昼は弁当まで差し入れてくれ、僕よりも若い女性職員がお茶まで淹れてくれた。
「そこまでしなくてもいい」と断ったのに、現場の上長は僕を車で本部ビルまで送ってくれた。

現場の人間は積極的に僕に話しかけてきた。

「いきなり本部配属だなんて見込まれてるんじゃない?」
「私はずっと現場がいいなー。オフィスでなんか働けないかも」
「本部って一歩入ると空気が張り詰めてるっていうか、怖いよね。胃が痛くなるよ」
「今社宅に住んでるの?俺も去年まで住んでたよ。あそこの店の惣菜安いよ」

物珍しさで話しかけられていたところもあると思うが、こんなにも和やかな雰囲気で仕事をしている現場の人間が羨ましかった。
「本部勤務ってものすごいプレッシャーがあると思うけど、潰されないでね。何かあったら遊びにおいで」とまで言ってもらった。


現場は現場で大変なことが多いと思う。
残業だって本部の桁じゃないくらい多いし、何よりも直接顧客(という言い方は我々の業界はしないが)を相手にしている分、気を使うところも多いだろう。

だけど、ああいう環境に身を置いて毎日を過ごせるのを羨ましく思ってしまった。
隣の芝は青いというけれども。


現場配属になった同期は、春から関わっていたプロジェクトに一区切りがついたり、直接顧客がついた。
他の現場配属になった同期は、毎週のように出張に出かけ、忙しそうにイベントの運営をしている。
最近、一人で現場の指揮を任せてもらえるようにもなったそうだ。


僕は、何をしているのだろうか。
春からずっと本部で働いているが、場所が場所だけに迂闊なことはできない。
なので責任のある仕事はまだ任せてもらえないし、そもそも今の仕事ですらミスを犯している。

現場はある程度プロセスがぐちゃぐちゃでも、最終的に顧客がつけば良しとされていることもあり、若手がワイワイしながら試行錯誤をしている。
本部勤務の若手は、とにかく失敗をしてはいけないために、最初は何もさせてもらえない。

型にはまった稟議を上げ、承認を貰い、型にはまったルーティンで仕事をこなす。

「大変だけど、仕事は楽しいよ。今度のイベントの広報資料、ほとんど私が作らせてもらったんだ」と、お酒の席で笑顔で話す同期が羨ましくて羨ましくて仕方がない。

僕の仕事なんて、誰からも感謝されることもなく、失敗したら人一倍叩かれる仕事である。
できて当たり前、誰も感謝しない。
それはそうである。
給料が間違いなく振り込まれた。予算の申請が予定通り下りた。出張の手配を間違えずに行った。
現場の人間がスムーズに動けるように、バックオフィスが正確に機能しているのは当たり前のことであるのだ。

だけれども。
別に望んでこの部署、本部に配属になったわけではないのに。

贅沢な悩みだとは思う。
残業だって現場に比べれば少ないし、交通アクセスだって他の場所に比べれば格段に良いし。


異動願いを出すべきか。
だけど、この部署でまだ何も身につけられていない。

現場の配属だったら、希望の部署の配属だったら、どんな生活をしているのだろう。
そもそも専門外の部署であるし、自分は何をしているのだろう。


最近、よくそんなことを考える。
死ぬまで人は働かなければいけないのに。
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by innocentl | 2014-11-09 23:32 | 日常 | Trackback | Comments(0)

体調

急に冷え込んできたこともあり、先々週は体調を崩した。
熱も出たため、会社も1日休んだ。

土日も寝込んでいたのだが、彼氏が食料と、退屈しないようにということでDVDを持ってお見舞いに来てくれた。
一人暮らしの風邪は心細かったので、このお見舞いは素直に嬉しかった。
一緒にナイトメアビフォアクリスマスのDVDを見て、僕が夕食を食べるのを見届けて、彼氏は帰って行った。

その後体調も少しずつ回復したのだが、今度は身体中に発疹ができた。
痒みが激しく、手足に関しては指を曲げると痛むほどだった。
あかぎれで指を曲げる時に痛むのとちょうど同じ感覚だった。

薬局でメンタームを買い、それを塗って凌いでいたが、見る見るうちに全身に発疹が広がってしまったため、とうとう皮膚科へ行った。
皮膚科に行くのが正しい判断だったのかはわからないが、とりあえず症状の出てるのが皮膚であるのだから、という考えだ。

案の定、皮膚科では詳しいことはわからなかった。
翌日、少し離れた病院でアレルギー検査を受けることを勧められたため、気乗りしなかったが大人しく採血を受けることにした。

採血、でピンと来たため、アレルギー検査の帰りにHIVと梅毒の即日検査も受けてきた。
もちろん、セーファーセックスしかしないので心当たりなどないが、万が一に備えてである。


結果は、アレルギー検査も特に問題なく、当たり前であるがHIVや梅毒のようなSTDでもなかった。
「おそらく疲れとストレスだろう」という歯切れの悪い診断結果を受け、とりあえずは発疹を消すためのステロイドを服用することになった。

ステロイドは噂通り強い薬であるな、と感じている。
これを飲み終わる頃には、身体の発疹も綺麗に消えているといいな。
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by innocentl | 2014-11-09 22:58 | 日常 | Trackback | Comments(0)