性欲とセックス

ポルノは好きだがセックスは苦手だ。
性欲は人並みにあるほうだし、性的なコンテンツへの興味に至っては人以上にあるかもしれない。
アダルトビデオメーカーの新作情報や男性モデルの写真など、毎日増えてゆくブックマークを見て自分で自分に引くこともある。

ただ実際にセックスをするとなると話が別だ。
もともとアナルセックスが得意ではないということもあり、なんとなくセックスに対して面倒なものという感覚がぬぐえず、気が付けば25歳も半ばを迎えてしまっている。
いわゆるヤリマンの知人などはみな積極的に、主体的にセックスを楽しんでおり、セックスに価値を見出しているように見える。
身体と感情をうまく操縦しているように見えて羨ましい。
セックスの何が苦手というと、不安なのだと思う。
相手を満足させられるだろうかという過度なプレッシャーが大きく、その不安ゆえに集中できないことが少なくはない。

セックスの手前までは好きだ。
食事なりナンパなり色々手段はあるけれども、自分にとっては「自分とセックスをしてもいいとこの人は思ってくれたんだ」と実感するところがピークで、それ以降のセックスに向かう段取りは全て気持ちが盛り下がる要素であり、行為を終えたときに感情の振れ幅が底に付く。
普通(この言葉は本来使いたくないが)だったらセックスの最中がピークで、行為を終えたばかりでもそこそこの「楽しさ」や「幸福感」のようなものは抱えているのだろう。

性欲もなければセックスにも興味がないということであれば別に「ああそうですか」で済む話であるし、その分なにか別の活動なりに取り組んでいくこともできるけれど、なまじ性的なコンテンツへの興味は人一倍、でもセックスはちょっと……という性格であるゆえに生じる歪みみたいなものが自分でももどかしい。

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by innocentl | 2017-07-06 13:07 | 日常 | Trackback | Comments(0)
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