大好きな2人

宇多田ヒカルが新しいアルバムを引っ提げてカムバックしてくる。
しかも新アルバムには自分の好きな椎名林檎ともコラボレーション楽曲も入ってるという。
椎名林檎も宇多田ヒカルも、おそらくドンピシャの世代からは自分は少し年下になる世代だが、背伸びしたがりだったので2人ともよく聞いていた。

2人の黄金期に青春時代を過ごした人たちは「あと10年早ければもっと話題になったんじゃないか」と言っていたが、自分にとっては今が一番いいタイミングだった。
青春時代に宇多田が音楽活動を休止し、お気に入りのアーティストの新譜を聴けなくなった日々で東京事変にハマり、その流れで椎名林檎のアルバムを聴くようになった。
「長く短い祭り」や「NIPPON」で本格的に椎名林檎にハマったところに、宇多田が復活するかもしれないという噂が流れてきた。

朝ドラの主題歌になった「花束を君に」は、それまでの打ち込みのサウンドではなく、生楽器が使われているのが特徴だという。
人の心境なんて刻一刻と変化していくものなので、「ああ、宇多田は今そういう気分の時期なんだな、子どもも生まれたし温かくて優しい曲を歌いたいのか」と思ってはいたが、やはりULTRA BLUEやHEART STATIONの頃のような「孤独」とか「欝々とした感じ」とか「寂しさ」とか「儚さ」とか「その中にあるほんの少しの希望」みたいなものを聴かせてほしかったな、と感じていた。

しかしラジオで流れてきた「道」を耳にしたとき、そしてこの椎名林檎との「二時間だけのバカンス」を聴いたとき、「あの宇多田だ!」と歓喜してしまった。
宇多田特有の切なくて、儚くて、どこか愁いを帯びていて、でもアップテンポな打ち込みのDTMに乗せて歌声が響いてくる、あの密室的なサウンドだった。

完全に帰ってきたと思った。
活動休止中に色々なこともあっただろうが、自分の求めている宇多田らしさは一切失われていないサウンドに心が躍った。
早くアルバムを買いたい。
何度も繰り返し聴いてみたいと思った。

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by innocentl | 2016-09-16 18:49 | 日常 | Trackback | Comments(0)
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