世代断絶感

仕事柄、ブログをよく見る。
ネットには10年以上前のエントリーも多く、いきなり文章を読み始めてから「あれ、2004年の記事だ。これ」と気づくことも多い。

今から10年前の2006年に感じていた「1996年」は本当に昔で、「古臭くてダサい」という印象があった。
音楽に関してもPUFFYとかGLAYとか、「あー、一世代上の人たちが聴いてるよね」と思っていた。
でも今、2006年がそんなに昔のことだとは思えない。
ただ単に年を重ねたからそう思っているだけなんじゃないかという気持ちもあるけれど、そうじゃない前提で考えてみた。

やっぱりネットの影響が大きいんじゃないかと思う。
昔はそれこそ過去の情報にアクセスするには雑誌や本、VTRで確認するしかなかっただろうからそんなに頻繁に「過去」に触れることはなかっただろうし、過去の情報にアクセスする機会が少なければ「うわ、昔っぽい」といったギャップも生まれたんだろう。

今は検索すれば10年前のブログや企業サイト、キャンペーンサイトはゴロゴロ出てくるし、レイアウトなんかもそこまで大々的に変わったわけではないから古臭さを感じないのではないだろうか。
さすがにホームページビルダーで作りました、みたいなサイトは古臭いが、ブログに関しても形はほぼほぼ変わっていないし、企業HPも基本的なつくりは昔のままだ。

若い層はSNSを利用するようになったし、PCではなくスマホの利用率が高いせいで、PCで見るようなサイトはそこまで革新的なものが多くないのも理由の一つなんじゃないだろうか。
もはやPCは古い部類のデバイスだろうし。

あとは90年代と違って、ファッションや音楽に時代を象徴するほどの「絶対的な流行」がなくなったことも大きい気がする。
ネットが発達したからファッションもマスメディアが主張する「流行りもの」を着る必要もないし、好きなものを好きなタイミングで買うことができるようになった。

そもそも自分自身をネットなどの膨大な情報からカテゴライズして「私はこういう人間」というのを作りやすくなったんだと思う。
だからこそメインストリームのフォロワーは減ったんじゃないだろうか。

なんてことを考えていた。
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by innocentl | 2016-07-20 11:33 | 日常 | Trackback | Comments(0)
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