バーに行った話

バーに行った。
いや、バーなんかいつも行ってるじゃないかお前、と思われるかもしれないが、ここでのバーとはいわゆるゲイバーのことだ。

普通のダイニングバーやカウンターバーは時間を潰したり、食事をしたりで色々と回ってきているのだが、ゲイバーに本格的に行くのは初めてだった。
友人に連れられて何件か顔を出す程度のことはあれど、新宿で遊ぶときにはたいていクラブやショットバーで飲んでいたので、いわゆるママさんがいてボトルキープができるような店に自分から行くのは初めてだった。

「最近の若い子は二丁目に金を落とさない」と、高齢のお局ゲイたちが口をそろえて言っているが、ただ単に若者には飲み屋のシステムが分かりづらいのだ。
クラブはエントランス代とドリンク代だけで遊べるし、ショットバーも頼んだものだけの金額が請求されるからわかりやすいことこの上ないが、飲み屋は一体どれだけの金がかかるのかよくわからない。
そもそもスターバックスで育ってきたシンプルな会計を好む世代である自分たちは、不透明なものに対する警戒心が強く、チャージ料だの、ボトルキープだの言われても構えてしまうのだ。
そういったこともあり、新宿で酒を飲むようになってからだいぶ経った今の今まで、ゲイバーというところには足を運んでいなかった。

ではなぜ急にバーに行くことになったのかというと、知り合いが昼の仕事の後にゲイバーで働き始めたと聞いたため、「じゃあちょっと顔でも出してみるか」という軽い気持ちで店に足を運んだのだ。
平日の早い時間帯に顔を出したため、ママさんとその知り合いしか店内にはおらず、客も自分一人だけだった。

客が自分だけということで話も弾み、「よく遊んではいるが、ゲイバーに一人で来たのは初めてだ」といったような話もした。
ゲイバー自体には何度か来たことがあったため、雰囲気などには慣れていたが、店によってはここまでこぢんまりと飲むことができる場所であるとは知らなかった。
これはクラブや人との待ち合わせの前などに軽く一杯引っかけていくのにいいかもしれないな、と思った。
価格も僕が想定していたよりはかなり良心的で、思わずボトルを入れて「また来る」という意思表示をしてしまった。

何事もきっかけがなければ行けないが、足を踏み入れてみればそんなに怖いものでもないというのを、改めて実感した。

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by innocentl | 2015-08-06 14:40 | 日常 | Trackback | Comments(0)
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