同じ空間で眠る

気付いたのだが、僕は寂しがりだ。
そもそも寂しさを紛らわすためだったり、目を背けるためだったり、逃げるためだったり、寂しさを解消するために行動を起こしてきた局面も多いのが僕の人生だ。

寂しかったからブログを始めた。
誰かに見つけてもらいたかった。

寂しかったからLGBTの仲間を探しに街に出た。
誰かと話してみたかった。

寂しかったからセックスをした。
寂しかったから恋人ができた。
寂しかったからお酒を飲んだ。
寂しかったから、寂しかったから、寂しかったから…。


僕はごく普通の家庭に生まれ育ち、両親からもそこそこ愛されて育ってきた。
別段、愛情に飢えるようなバックグラウンドは持っていない。
だけど寂しいのだ。

実家を離れた今、家族に無性に会いたい。
居間で父はテレビを見ていて、母は家事をしていて、妹はケータイをいじっていて…。
何を話すわけでもないけれど、家族と空間を共有したい。
そして、家という同じ空間でそろって眠りに落ちたい。


彼氏に会いたい。
くだらないテレビを見て、眠くなったら同じ布団で寝てしまいたい。
別に好きだの嫌いだの言葉を交わす必要なんかなく、ただ同じ空間で眠りに落ちたい。


友達に会いたい。
酒を飲んで、くだらないことばかり話して、疲れたら狭いワンルームに数人でぐちゃぐちゃに雑魚寝をしたい。


別に一緒の布団で眠る必要はない。
同じ空間で眠るだけでいい。
誰かが眠りに落ちているという事実を実感しながら、自分も眠りにつきたい。

同じ空間で眠るというのは、本当に安心できる。
子ども部屋で一人で眠るようになってから15年ほど経ち、一人暮らしを始めてから1年経ち、誰かと一緒に眠るということもそうそうなくなってしまった。

だからこそ、たまに恋人と一緒に眠ったり、実家の居間でうとうととしてしまったり、友達の家で合宿のようなテンションで夜を過ごすということに、ただならぬ魅力を感じるのかもしれない。


一人で眠る夜にはもううんざりしている。
フツーのストレートの人は、こういうタイミングで「そろそろ結婚しようかな」と思えるのだろうか。
自分にはよくわからないが。
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by innocentl | 2015-05-07 23:03 | 日常 | Trackback | Comments(0)
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